山口エコテックの使命

山口エコテックで繋がる資源循環の環

はじめに

 埋め立て処分場の不足や、「ダイオキシン類対策特別措置法」(2000年)の施行によりごみ焼却灰の単純埋立が困難となり、加えて、環境意識の高まりや限りある資源の循環的利用が求められました。

 これらを背景に、山口県は県内のあらゆる廃棄物の発生をゼロにする「山口ゼロエミッション」を推進するため、2001(平成13 )年に「やまぐちエコタウン基本構想」を策定しました。山口エコテック株式会社は、その構想の中核プロジェクトの一つとして2001(平成13)年4月に株式会社トクヤマと宇部興産株式会社の共同出資により設立され、2002(平成14)年4月より営業運転を開始しました。

わたしたちにできること

 全国で初めて、セメント原料化工程に脱ダイオキシン処理と水洗脱塩素処理を組み合わせた工程を採用しました。加えて広域のごみ焼却灰のセメント原料化システムを実用化しました。

 山口エコテックは、処理したごみ焼却灰(脱水ケーキ)を、全量、株式会社トクヤマ、宇部興産株式会社のセメント工場にて、セメントキルンに投入し、1400℃以上の高温で処理することにより、安全性の高い安定的なリサイクルシステムを構築しています。

これからも

 山口エコテックはこの事業を継続的かつ安定的に推進することにより、地域環境のインフラとして機能するとともに、最終処分場の延命化を図ることで環境保全の向上と資源循環型の発展に寄与します。

「ごみがセメントに。セメントがわたしたちの街に。」

 家庭ごみを焼却・処理したものはセメント・コンクリート原料となり、そのコンクリートが私たちの街を創っていきます。山口エコテックと資源循環をすすめていきましょう。

Created Japan’s first business using incinerator ash to produce cement raw materials

In 2001, Tokuyama Corporation and Ube Industries, LTD. created Yamaguchi Eco-tech to accept incinerator ash from municipal waste incineration plants in Yamaguchi Prefecture and turn it into a raw material for cement. This was one of the core projects in the Yamaguchi Prefecture-led Yamaguchi Eco-Town Project. Referred to as the Yamaguchi Method, this was the first time in Japan that waste incinerator ash was collected from all over a prefecture for centralized pre-treatment. The process involves Yamaguchi Eco-tech treating waste incineration ash by removing dioxins, washing the product and conducting desalinations operations, using a filter press to turn it into an inorganic sludge, and then finally recycling it as a material to be used in the creation of general-use Portland cement.